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そういえば前に東京行ったのもモノノケのライヴでした。
8月の東京はきっと暑い…!(鶴岡も暑いけど)と暑さ対策と汗対策と日焼け対策ばかり講じていたのですが、どっこい雨模様で朝からスゲー寒かったです。

6月のユニオンのライヴにも一緒に行った友人と共にプチ迷子になりながら(私のせい)代々木Zher the ZOOへ(ちなみにずっと読めなかったのですが、ざーざずー、と読むそうです。そして、迷子になりようが無いほど駅前すぐのところにあります)。



まず前回に引き続いてのゲストの上間綾乃ちゃん。
オリジナル曲の『夢(いみ)しじく』と沖縄民謡『三村踊り』。
たった2曲だったけど、やはりの存在感!
テーン…と力強く響く三線の音と迫力ある美しい声は、月並みな表現ですが、夢のよう。

「うえのー!!」という客席からのコールに「『上間』やしー!」と返す場面も…(笑)。
前も思ったけど、唄うと迫力なのに、しゃべるとほわほわしてて実にのんびりしてて可愛らしい感じなんだ・・・。



続いて遠藤ミチロウさん。
ミチロウさんは私の地元鶴岡でも何度かライヴをやっていて(今年9月にも!)、私も足を運んでいました。
ゲストに決まったときから、ミチロウ初体験の友人に(分かったような顔で)「すごいから!とにかくすごいから!」を繰り返すほど期待大でした。

一曲目の『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』から会場の空気は一変!
つぶてのように繰り出される歌詞と引き裂かれるような声、今日は何本弦切るんだ!?という勢いでかき鳴らされるギター。
もうミチロウさんしか見えない!というくらいに釘付けになりました(いや、実際にミチロウさんしかいないんだけど)。

毒と痛みを含んだ歌とは裏腹に、丁寧に語られるMCは、氏の故郷福島のこと。
先日の「プロジェクトFUKUSHIMA!」の時に帰った生まれ故郷の放射線量が2~4(マイクロシーベルト)もあったという話や「嫌で飛び出した田舎だけど、今は福島のことを思わずにはいられない」「昔遊んだ場所が、もう入ってはいけないような感じの場所になってしまっている」という言葉に胸を締め付けられる。

福島出身でない私には、ミチロウさんの言うことを、本当に理解することはできないかもしれないし、理解したつもりになることもおこがましいと思う。
けど、「故郷」を想う気持ちは私にもわかる。その故郷を(こんな書き方はしたくないけれど)めちゃくちゃにされることを想像すると、やはり苦しい気持ちになった。

でも、ミチロウさんは前をまっすぐ見つめていた。
「原発ブルース」なんて、この人じゃないと歌えないだろう…。

『Just like a boy』(この曲ちょう好き…)、「今日はモノノケと一緒なので、沖縄っぽい曲をやります」とのMCのあとに披露された『我自由丸』、最後は『父よ、あなたは偉かった』


綾乃ちゃんは三線で、ミチロウさんはギター。
使う楽器も、唄う歌も全然違うんだけど、ひとりでしっかと立って、ひとつの楽器を抱えて唄う姿には何か共通したものを感じたなあ。



そしてソウル・フラワー・モノノケ・サミット。
『男はつらいよのテーマ』にのせてメンバー登場。
女性陣が全員着物で華やか~!それぞれ個性的な着こなしでした。(特にうつみようこさんの丈の短い着物がすごくカワイイ!!)

一曲目は宮城民謡「斉太郎節」。
ユニオンのライヴでも演っていたけど、やはりモノノケのチンドンバージョンは更にいい!
自然に「エンヤートットーエンヤートットー」の掛け合いも発生。
「今日は東北の民謡で攻めるで~」の中川さんのMCどおり「ドンパン節」や「弥三郎節」など東北の民謡を多く演っていた。い、いつかモノノケの『花笠音頭』や『庄内おばこ』も聴いてみたい…!

印象的だったのは「100年前の曲とは思えへん」『ああわからない』と『聞け万国の労働者』。
『聞け~』では「守れ命を労働者」と歌詞を変え、何度も繰り返していた。

途中、綾乃ちゃんと英子さんがボーカルをとった「沖縄コーナー」では『海ぬちんぼうら』『安里屋ユンタ』『ヒヤミカチ節』

『満月の夕』では途中で中川さんが後ろのメンバーに向かって手を振って突然演奏を止めた。
その瞬間、客席からの「ラララ…」の声だけになった。
その時気付いたんだけど、客席側も演奏が止まって突然唄いだしたという感じじゃなくて、ずっとそのままの音量だった。ずっとみんなで唄ってたんだ。

『インターナショナル』で突然終わろうとする中川さんに、戸惑いながらも一度舞台袖にはけるメンバーが袖のところで詰まったり、ようこさんの「足りへん!なんか足りへん!」というツッコミに「忘れてくれ」と中川さんが返したりする冴えた場面を挟んで、ライヴは後半戦へ。

中川さんが三線をアコギに持ち替えて、ツアータイトルにもなっている『おいらの船は300とん』とやっと聴けた!『アンパンマン・マーチ』!!
『アンパンマン・マーチ』は「時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで」のところでぐぐっと来る。中川はん、アンパンマンは君さ!!

MCで語られるのは被災地出前ツアーのことや、「ソウルフラワー震災基金」のこと。
英子さんが「沖縄で被災地に送るための車を準備していたのに、台風で飛ばされてしまい、却って被災地の方に心配されてしまった」という話をしたとき、中川さんが「誰か(車を)輸送したいっていう人おったら言ってや。あるいは運転していくとか」と気軽な感じで客席に向かって話していた。

「被災地支援」というとついつい堅苦しく考えがちだけど、全然そんなことはなくて、人と人が繋がってさえいれば、自然と自分の持ち場でできることは見つかるんじゃないか。まだまだやらなくちゃいけないことはたくさんあって、その中に自分ができることはいっぱいあるんじゃないか、と思えた。

アンコールはミチロウさんが再登場しての『天国の扉』
これがすんごく良かった!ミチロウさんがひとりで唄ってるときは「突き刺さる」感じなんだけど、モノノケバージョンになるとそこに色彩と温かみが加わって、あとでミチロウさんがツイッターで言ってた『極楽の扉』って言葉がぴったり!てか中川さんとようこさんがコーラスしてるってこれはもう音源化希望したい!

そしてミチロウさんの「原発社会から卒業しましょう!」の言葉のあとの『仰げば尊し』。
2曲もやるとは(何故か)思ってなかったし、ここでの『仰げば尊し』だったので脳から明らかに変な汁が出て思わず「うおー」と声を上げてしまった…。

最後はダブルアンコール『さよなら港』で締め!!

いくつもの唄があって、いくつもの笑顔があった。
その笑顔はきっと何倍もの痛み悲しみ怒りを孕んでる。
それすら丸ごと飲み込んで、みんな、唄い踊った。そういう夜でした。



あ、MCで中川さんが「遠くから来た人とかおるの?みんな東京の人ばっかり?遠くから来たって人ー」と言ったとき、私含めあちこちで手が挙がりました。
「福岡」「岡山」の声にそれぞれの土地にちなんだことで返す中川氏。
わー、私より全然遠くから来てる人がいるーとちょっとひるんだのですが、「そこは?」の声に「や、やまがた…」と返したところ、「山形…もしかして…」とにやっとする中川氏。
「そ、そのもしかしてです…」と答えると「いつもTogetterまとめてくれてる人やね」とご紹介(?)いただきました。犬、顔真っ赤。



この日はライヴの前と後、いろんな方にお会い出来ました。
ツイッターでしか交流したことない方にも直接お会いしてお話したりできたのがとても嬉しかったです。

そしてその全員がすごく素敵な大人だった…。
みんな、自分の持ち場で最大限努力しているひとばかり。だからみんな輝いている。

そして、私のような野良犬にもとてもやさしい…。
私もこういう大人になりたい、ならなきゃ。と、思いました。
(年齢的にはもうだいぶ大人なのですが)



あ!先日のフリマの売上を、この日ソウルフラワー震災基金に募金させていただきました。
ありがとうございました!
 
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